みかん一座 2002〜2013年ブログ・アーカイブ

11日の野球サンバ、12日13日の野球拳踊りと三日間、松山の街はにぎやかでした。最終日は、和くんが指導していた河原学園の連も出場。若さあふれるダンスを披露。お疲れさまでした！みかん一座は発足当時からずーと参加し、優勝したこともあったんですよ。でも、去年も今年も8月に公演があったので、稽古の時間がなくて残念ながら踊りの連は出せませんでした。過去数回、タヌキに全員が扮して野球拳踊りに出た時は愉快でした。ところで、野球サンバは始まって21年になると思うのですが、最初に踊った連の中に、みかん一座がいたことは、今のメンバーはほとんど知らないですよね。笑うまちかど、ラッキーカムカムという戦後の松山を描いたミュージカル公演を9月に控え、その出演メンバーで出場しました。男性は学ラン。女性はモンペ姿。私と数人は、靴磨きの少年の格好。山車は、ミュージカルで使うために作った、うどんや屋台。激しい振り付けだったので通りを踊り続けて最終地点にたどり着いた時は、みんなくたくた。汗と涙でぐしゅぐ
しゅ、ハーハー！そこにバスが待っていて、送って帰ってくれるのかと思ったら、またスタート地点に連れていかれ、もう一度踊ってくださいと言われて目が点！参加チームが少なかったから時間がもたなくて、二回ずつ通りを踊ることになったのです。これにはまいりました。しかし、やるっきない！と、必死で頑張りました。中には途中でぶっ倒れた人もいて、それはそれは涙ぐましい野球サンバだったのですよ。あの時のことは一生忘れられません。実はその時、気がついてなかったのですが私のお腹には赤ちゃんがいたのです。後でわかって、みんな冷や汗！でも、あんなに激しく踊ったのに、赤ちゃんは元気でいたのです。その子は今、二十歳。野球サンバは、今は参加チームも多く華やかに行われていますが、それを見るたびに、当時のことを懐かしく思い出します。最初に踊った野球サンバは、その後の九月の公演のフィナーレでもコミセンの舞台で披露しました。みかん一座の長い歴史の中にはいろんな知られざるエピソードがあります。語り尽くせね青春の日々・・です。
座長・戒田節子