みかん一座 2002〜2013年ブログ・アーカイブ

蘇るマヤ・アステカの色。

白田良子の世界・・が愛媛県美術館・新館2階で先日17日から始まっています。

初日はスタッフがメキシコの衣装で出迎えてくれました。


そして、メキシコの楽器・アルパの演奏もありました。

アルパとはラテンハープ。東京から、今村夏海さんとお父さんの瞭さんが来られ、素敵な演奏を聞かせてくれました。


ところで、白田良子さんはは古代メキシコの染色を現代に蘇らせた方です。

メキシコの天然染料の研究をされ、染め上げた糸を使ってタぺストリーと編み物の製作をし、その技術を伝えています。


会場に展示してある作品は、植物や虫などから染められたもの。

ヨモギや菜の花、藍染もあります。

中でも、赤の色はコチニールというサボテンにつく虫を煮て染めるのだそうです。

びっくり！

染め方によって赤の色合いも変わります。


また、白田さんが収集した珍しいお面も飾られていました。

これらは、日本で見る機会はあまりありません。

12月12日まで行っていますので、ぜひ見に行ってみてください。

入場は無料です。


今度の月曜日の夜６時からのラジオ、みかん星交響曲で紹介します。

夏海ちゃんの演奏も聞けますよ！

座長・戒田節子