2011年05月12日
トワエモワコンサート
3月18日に予定されていたトワエモワのコンサートで、この街でを一緒に歌う市民コーラス隊を募集し、その日に向けて練習を重ねていましたが、3月11日に東日本大震災があり延期になりました。
18日当日、メンバーは稽古場に集まり被災地に向かって、祈るような気持ちで歌いました。その時の写真が最初の2つです。みかん一座のメンバーも何人か参加しています。
そこに写っている、男性の一人は建設関係のお仕事をされているので被災地に仮設住宅を建てるため、今、東北に行かれています。
延期になったコンサートは今月の24日に松山市民会館で夜6時半から行われます。
そして、再び市民コーラス隊の稽古が始まり、今夜は最終の練習をしました。鎌ちゃんが訪れたのは、その最中でした。
後の2つの写真は今夜撮影したものです。
みんながひとつになって、24日は歌います。
大震災から二ヶ月が経ちましたが、いろんな問題を抱えたままで、被災地の皆さんは辛い思いをされています。
この街での歌を作られた新井満さんは、こう言われました。・・当たり前だと思っていた生活を続けることができるのは、本当は奇跡なんだということを、今回の震災は私たちに教えてくれた。夫婦や親子や地域や、みんなの絆をもっともっと大切にしないといけない。
この街での歌に込められた想いを今こそしっかりと伝えて欲しい・・。
震災後、この街でを歌う私たちの心は、以前より深くなりました。
仮設住宅を建てている彼は、コンサートの行われる夜、みんなが歌う時間に東北から松山に向かって、この街でを歌うと言われました。
同じ空の下で、距離は離れていても心はつながっています。絆は結ばれます!
座長・戒田節子
Posted by みかん一座 at 00:21│Comments(0)
│節子